令和5年度会長指針
久留米商工会議所青年部
会長 吉田 昌宜
地域共創
~ 次代を見据えた果敢なる挑戦 ~
振り返れば、久留米商工会議所青年部(以下、久留米YEG)には先輩方が積み重ねた34年の歴史があります。日頃から私たちの活動を見守ってくださる親会・OB会・関係する全ての方々へ、心から感謝いたします。35年という節目の年に、掲げる未来の理想像へと、仲間と共にあらたな一歩を踏み出すにあたり、心震える想いであります。令和5年度も脈々と続く歴史の中の1年、未来へと繋ぐための1年であることを認識し「地域共創」というスローガンを掲げました。
YEGは地域のみなさまに団体名を間違えられてしまうことがあります。YEGが認知されていない原因は、地域にとって魅力的なYEG事業が少ないこと、地域とYEGとの関係性が希薄なことにあります。令和4年度、久留米YEGは中期ビジョンを掲げました。その達成年度である令和9年度に、地域に愛され「地域に必要な団体へと成長する」ためには、YEGらしい活動を通して地域社会への成果を追求しなければなりません。
会員のみなさまには、令和5年度の活動を通してYEGらしい活動とはなにか、YEGとはどのような団体なのかを再認識していただけたらと思います。商工会議所は“経済”的視点を持ち“地域”社会の課題解決を実現する地域“総合”経済団体です。そして、商工会議所の青年部であるYEGには、地域の未来を創造する実践者として「次代を見据えた果敢なる“挑戦”」が求められます。綱領にも記載があるように、YEGは親会である商工会議所の活動を認識した上で、交流と研鑽による自己成長をもとに、自企業の発展ひいては地域の発展に貢献する団体です。視点を変えれば、会員のみなさんにとってYEGは、その活動を通して未来を切り拓くリーダー(経営者)へと成長できる団体なのです。
中期ビジョン元年度である令和4年度は「CHALLENJOY」というスローガンのもと、青年部らしく挑戦を楽しもう!という1年でした。3年ぶりの対面事業再開はウィズコロナへの挑戦であったかと思います。既存事業においても新たな手法に挑戦しました。なによりも、水の祭典前夜祭・全国大会開催候補地現地視察など、久留米YEG一丸となって地域へ向けた初めての挑戦を行うことができました。
令和5年度は全国大会開催の前年度であり、ステークホルダーである親会・行政・他団体・大学・商店街・企業・市民のみなさまとともに、地域の魅力を発掘し磨き上げるチャンスの年となります。35周年記念事業は「地域共創」を実践し、地域のみなさまに久留米YEGを認識していただく絶好の機会です。関係性を構築することで、久留米YEGが地域社会の一員としてコミュニティの中核となり、地域社会を結ぶハブの役割を担うことができるのではないでしょうか。地域とともに未来に残る価値を創造するのです。
「交流と研鑽のその先に、明確な成果を追求したい」YEGの連帯、地域との連携は、社会との連動という成果となり未来へと繋がります。挑戦することでしか、たどり着けない未来があります。私たちの未来像を描き、鮮やかに実現するための挑戦を楽しんで参りましょう。
≪活動方針≫
- 綱領・指針・久留米YEG中期ビジョンに沿った活動を行おう
- 全ての事業において青年部らしく地域の未来を見据え果敢に挑戦しよう
- 委員会・例会・各種大会・他単会事業・連合会事業・他団体事業へ積極的に参加しよう
- 会員同士の信頼を深め会員企業の成長に貢献しよう
- 会員増強に努め、目標(新入会員40名・出席率70%以上)を達成しよう