私たち久留米商工会議所青年部 以下、久留米YEG は、平成30年度に日本商工会議所青年部 以下、日本YEG 第44回全国大会の誘致を決定し、令和4年度に行われた全国大会現地視察を経て、全国大会開催地としての承認をいただきました。6年の月日が流れ、いよいよ令和6年度のスタートです。
平成元年10月に設立された久留米YEGは、諸先輩方が情熱をもって1日1日を積み重ね、YEG活動に取り組んで来られた結果により、私たちが今を全力で活動できるのであります。この35年間のどの1日が欠けたとしても、今の私たちの活動はありません。久留米YEGの発展に尽力されてきた諸先輩方に感謝と敬意を表すと共に、この歴史の重みを常に感じ、私たちの故郷“くるめ”と共に成長する一年を目指し活動して参ります。
「皆さんにとってYEG活動の醍醐味とは何でしょうか?」
自己研鑽、地域貢献、自己成長、ビジネスの拡大など様々あると思います。この全ての実現を可能にするのは仲間との繋がりしかありません。仲間と共に切磋琢磨しながら活動することが自己研鑽や地域貢献に繋がり、その活動で得た経験が自己成長に繋がります。そして、そこで得た信用があるからこそ、ビジネスの拡大に繋がり、また仲間が信頼してくれると私は考えます。仲間との繋がりは、私たちが生きていく上で最も大切なものであり、一生の“宝”となります。仲間と共に同じ目標に向かい、同じ時間を共有し、汗を流す数が多ければ多いほど、仲間との繋がりはより深く固いものになっていきます。しかしながら、長らく続いた新型コロナウイルスの影響により、その共有する時間が削られてしまいました。それは一番大切な想いの共有が失われていることに繋がっていると感じます。だからこそもう一度仲間と過ごす時間の大切さを真剣に考え、少しの時間も無駄にすることなく前に進まなければなりません。
久留米YEGは、これまで平成13年度に第19回全国会長研修会久留米会議、平成28年度に第36回九州ブロック大会久留米大祭、令和元年度には第35回福岡県連大会久留米大会など様々な大会を経験し、大きく成長して参りました。私たちが全国大会を通してこれまで以上に成長するには、今までの自分の殻を打ち破り、120%の力で全国大会に立ち向かい、今の自分を超えることが必要だと考えます。そこで令和6年度のスローガンを「限界突破」~すべては想いの共有から~と掲げさせていただきました。大切なのは人と人との繋がりこそが想いを生み、その想いを行動へと繋げること。全国大会成功という一つの大きな目標に向かい仲間と想いを共有し、全員が一致団結し、仲間と支え合いながら楽しく活動することができれば、私たちの想像をはるかに超える大きな力となり、やがて大きな成長に繋がると私は確信しています。
久留米YEGの進化の集大成として2月に開催する日本YEG第44回全国大会ほとめきFUKUOKA くるめ大会を福岡県連一体となり、行政や他団体、地域の方々を巻き込み、全力で楽しみ、笑顔溢れる“くるめ”にして参りましょう。それが必ず地域に根差す必要な団体へと成長する契機になると信じています。全ては自己成長による自企業と “くるめ”の発展。そして、次世代を担う子供達の幸せを願い、仲間と共に全国大会のその先にある未来を想像して笑顔で進んで参りましょう。令和6年度にしか見ることのできない唯一無二の景色を見るために・・・